根や茎を食べる新野菜

新野菜にはいろんな野菜がありますが、葉物や果実などもあります。ここでは根や茎を食べることができる新野菜をご紹介してみたいと思いますので参考にしてみてください。

【さらさらレッド】
新種のたまねぎで栗山町から2006年に出荷された新野菜です。
通常のたまねぎよりケルセチン、アントシアニンなどの機能性物質が3倍くらい含まれていて栄養価は抜群に高いです。
味はたまねぎの辛味が強く感じられるような味になっています。

【ヤーコン】
新野菜とは言っているものの、もとはアンデス地方原産の野菜で、インカ帝国時代から食べられている野菜のようです。
食物繊維が多分に含まれていて、美容にもいいと言われています。そのまま使用するとアクが強いので食べるのは難しいですが、切った後水にさらすことでアクが抜け、生でも食べることができる野菜です。

【ホワイトセロリ】
セロリの独特の香りやクセが苦手な人にとってもこのホワイトセロリは香りやクセが少ないために食べられる人が多いです。
通常のセロリよりビタミンCを多分に含んでいて繊維質まで柔らかくできているので、まるごといただくことができます。

【山わさび】
名前は日本のものみたいですが、本来はレフォール、ホースラディッシュと呼ばれている西洋わさびです。通常のわさびより味がまろやかなのであのつんと鼻につく辛味が苦手の方にはいいと思います。また、変色しやすいために食べる直前にすりおろして使うことをおすすめします。
  


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新野菜をつかうと料理の幅が広がる

近頃の野菜売り場というのは昔には見られなかったような華やかさが広がってきています。
従来の野菜には見られなかったような形やカラーバリエーション豊かな野菜、ミニ野菜、ハーブなど本当にさまざまな野菜が売っています。
また品種改良されているものもあります。
これらの新野菜達は見た目ばかりがすごいのではなく、栄養価も高いために皆さんに積極的に食べて欲しい野菜になっています。

では新野菜とはどういうものがあるかご紹介してみたいと思います。

【ルッコラ】
ハーブ野菜でよくステーキなどのお肉料理に付いている葉野菜です。味はピリッとするような辛味があり、ゴマのような香りがします。栄養価はビタミンC、カルシウム、鉄分が多分に含まれています。効果としては血行の促進に効果があり、冷え性を改善させることが可能です。

【空心菜】
クウシンサイと読みます。中国野菜です。茎の中が空洞化していて、食べるとシャキシャキとした食感があります。
栄養価はカロテンが多分に含まれています。

【プチヴェール】
ケールと芽キャベツを品種改良して作った日本の野菜です。
この葉野菜は糖分がとても高く、果物と同等の甘さがあります。
栄養価はビタミンC、カルシウム、鉄分、カロテンが多分に含まれています。
食べると甘くて食べやすい野菜です。フランス語で「小さい緑」という意味を含んでいます。

まだまだ葉野菜の新野菜はたくさんありますが、有名どころをご紹介してみました。
  


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新野菜の味噌汁の作り方

ここでは新野菜を使用したお味噌汁の作り方をご紹介してみたいと思います。参考にしてみてください。

調理時間はだいたい15〜20分ほどです。材料費込みで費用は300円ほどだと思います。

【材料(4人分)】
新たまねぎ         :1個
新じゃがいも(メークイーン):1〜2個
きぬさや          :1袋
わかめ(生・乾燥)     :20〜30グラム
※わかめは、カットわかめ、塩わかめ、乾燥わかめでも大丈夫です。

水             :適量(だいたい3〜4カップほど)
だし(いりこ、かつお)   :1パック
味噌            :適量


【作り方】
○下ごしらえ
 たまねぎは薄く切ります。
 じゃがいもは半月切りにして1センチ位の厚さに切ります。
 わかめは生の場合は、食べやすく切ります。
 また乾燥わかめの場合は戻してから食べやすい大きさに切る。

○作り方
 1.お鍋に水を入れ、だしを入れます。
   その中にジャガイモとたまねぎを入れた後に火にかけます。
   じゃがいもが柔らかくなるまで煮るようにしましょう。

 2.じゃがいもが柔らかくなったらだしパックを取り出します。

 3.きぬさや、わかめを加えます。

 4.味噌をだし汁で溶き、一煮立ちさせてから火を止めて出来上がりです。

この作り方で新野菜を使ったお味噌汁を作り、味噌汁で栄養価を取る様にしましょう。
こういう味噌汁で健康を作れたらいいですよね

【ポイント】
味噌を溶いた後に、煮立たせすぎると味噌の香りが消えてしまい、風味が薄くなってしまいます。味噌を溶いたら一煮立ちというのを心がけるようにしましょう。
  


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